今年「NPOハワイアロハライフ協会(以後「HALE」)」と「ウクレレ愛ランド」が共に手を携えて、ハワイと日本の小学生を結ぶプロジェクトが始動いたしました!これからどんな展開になっていくのか?!このプロジェクトが実を結ぶまでのプロセスを、皆さまにも一緒に味わって頂きたく、リポートをお送りいたします。ぜひ応援してください!!!
「ウクレレ愛ランド・子ども島プロジェクト」って?
猛威をふるっていたコロナ禍において、日本の学校現場ではこんな事が起こっていました。「飛沫不安の音楽の授業で歌えない」「笛が吹けない」・・・などなど。長年、ウクレレの普及に携わっていた私・高嶋は「今こそウクレレの出番では?!」と思い立ち。折しも日本の小学校では「英語教育の導入の早期化(2020年より小学校3年生から必須科目)」、「タブレット端末の普及」が進んでいたこともあり、ウクレレを通じて世界と繋がる総合学習への構想に膨らんでいきました。
日本の小学校から熱望「ハワイの小学校と繋がってみたい!」
2023年には東京都を中心に8校が導入くださっているこのプロジェクト。
1番最初の導入は東京都三鷹市の公立小学校「にしみたか学園井口小学校」でした。
初めてウクレレを手にした時、「うわー軽いっ」といった驚きの声!子供達は数回の授業であっという間に弾けるように。凄い!!!初年度はウクレレ老舗メーカーの「KoAloha」さんの厚い協力のもと、オンラインでハワイと繋ぐ授業を開催しました。
子供たちのハワイに対する素朴な疑問、一生懸命英語で質問をしてみようとする姿勢、新しい事を知ることへの感動、そんな様子に、私自身も刺激を受けました。
次はハワイの小学校と繋がってみたいな!
学校側のそんなリクエストから、このプロジェクトは新たな展開へと進んで行きます。
どうやってハワイの小学校と繋がることができる??
どうやってハワイの小学校と繋がり展開していったらよいのか、壁にぶつかり模索していた時に、
理事/首都圏支部長の田中 久雄様(元ソニーハワイ・東京支社長)にご相談させていただき、
田中様より何度もHALE本部に働きかけていただきました。この取組みは田中様のご尽力無くしてはスタート出来なかったと思います。心から感謝しております。
そしてそれに応えていただいた畑様はじめとするHALEの「社会貢献委員会」の皆さまとともに、2023年4月4日、第1回ミーティングが開催されました。
このプロジェクトや企画案にどんなことを盛り込んでいったら良いか、今後どのように進めて行ったら良いか、などなど、ハワイの事情だけでなく、プロジェクトへのアドバイスも沢山いただき、とても心強く、このプロジェクトが一気に花開いていくことを予感し、改めて頑張らねば!と気持ちを引き締めました。
HALE筆頭副会長 本江 滋夫 様(ファーストハワイアン銀行SVP)
HALE筆頭副会長 クリスティン・久保田 様(デイモン・キー法律事務所パートナー)
HALE副会長 瀬田 譲二 様(セントラル・パシフィック・バンクSr. Advisor)
HALE常務理事 畑 華子 様(スターツ・インターナショナル・ハワイ社長)
ハワイの小学校へアプローチが始まりました
社会貢献委員会と話を進める中で、このプロジェクトは、ハワイと日本ともに公立の小学校を繋なぎ、音楽だけでなく、互いの文化や国の違いや多様性を理解し尊重する機会とすることに重きを置くことに合致しました。
そして2023年5月23日、企画書を持って畑様・クリスティン様がハワイのAlaWai小学校へ訪問くださりました。AlaWai小学校ではMsDebusca校長、音楽のクリス先生、World Languageのシャロン先生が出迎えてくださり、このプロジェクトに大きな関心を示していただいたそうです。
AlaWai小学校ではAfterSchoolで特別クラスを創設して4年からメンバーを募ってくださるそうです!!!
畑様・クリスティン様、AlaWai小学校への働きかけ、有難うございます!
次号リポートでは、いよいよ私・高嶋もハワイに訪問し、社会貢献委員会の皆さまとも初のお顔合わせをいたします!そしてAlaWai小学校への訪問も予定しており、どんな展開になるのか、今からワクワクしています。日本の小学校も1学期は3校でウクレレ授業を開催中です!!!